2023-11-18

サイズ天板:約奥行58.8×横幅40.8cm
   約内横幅36.3cm
約下約奥行59.8×横幅36.3cm
約高56.1cm
作者小林幸斎作
素材杉製
紙箱
  (仕棚-32大)(・71170)

抱清棚 碌々斎好写し 杉製 小林幸斎作 組立式 炉・風炉用

抱清棚(ほうせいだな)とは
桐木地の二重棚で、三方を板で囲み、正面の板に香狭間透しがあり、両側の板の前方が弓形に刳ってあり、勝手付の板の内側に柄杓用の竹釘が打たれた、地板のない小棚です。
表千家 10世 吸江斎(ほうげんさい)祥翁宗左(こうしんそうさ)が好んだ棚です。
地板がなく、水の「清」すなわち水指を両袖の板が抱くような形ということからこの名称があるといわれます。
中板を取り外すことができ、旅箪笥の点前である「芝点」(しばだて)をすることができます。
利休形の道庫を二つ割りにしたものともいわれています。
表千家 11世 碌々斎(ろくろくさい)瑞翁宗左(ずいおうそうさ)が、杉木地で好んでいます。
※風炉、炉ともに用います。

【小林幸斎】指物師
1449年昭和24年京都の山科に生る
 師 先代に師事して、4代を継承
 茶道具を製作・研鑽し現在に至る
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